ヒアルロン酸1㏄(1本)はどのくらい?

ヒアルロン酸1㏄(1本)はどのくらい?

ヒアルロン酸は部位ごとに注入量が違います。

ヒアルロン酸注入は、シワやほうれい線などを改善したり、アゴや涙袋、唇などのパーツを整えたりすることができる美容施術です。そのヒアルロン酸の1ccはどのくらいの効果があるのか、気になる方も多いでしょう。

ヒアルロン酸注入は「即効性が高い」「副作用やダウンタイムがほとんどない」また「自然に体内に吸収される」という利点があります。そのため切らないエイジングケア治療を希望する多くの方に受け入れられています。

ほうれい線へのヒアルロン酸注入は何cc?どのくらい効果がある?

ほうれい線は、加齢や乾燥、紫外線などの影響で年齢と共に目立つようになってきます。ほうれい線が深くなると、老けた印象にみえるため解消したいと思う女性は多いでしょう。

ほうれい線を目立たなくする方法の一つにヒアルロン酸注入があります。ヒアルロン酸は、水分を保持する力が高い成分のため、ほうれい線の溝に注入することで目立たなくする効果が期待できます。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入する必要なcc数は、個人差がありますが1本のほうれい線に0.5ccから1cc程度が目安とされています。但し、ほうれい線の深さや範囲、症状や年齢、患者様のご希望によって注入する量は異なってきます。自然な仕上がりを目指すためには、症状に合わせた適量の注入が重要です。多量入れれば長持ちすると思うかもしれませんが、適量以上を注入すると不自然に膨らんだり、ボコボコになったりするリスクが高まり、バレる可能性が高くなります。

目の下のシワやクマへのヒアルロン酸注入は何cc?

目の下のクマやたるみは、年齢以上に老けて見える原因となります。メイクで隠すことのできない、マッサージのケアが難しい目の下の悩みにコラーゲンやヒアルロン酸注入がおすすめです。ヒアルロン酸注入は疲れてみえる目元にハリを持たせ、目の下のクマを目立たなくさせる効果が期待できます。コラーゲンは自然な仕上がりが期待できます。

コラーゲンやヒアルロン酸注入の量は、1カ所につき0.3ccから0.8cc程度が目安とされています。しかし個人差や目的によって注入量は異なります。目の下のくぼみ、たるみが深い場合は、少し多めに入れる必要があるかもしれません。逆に、軽度なたるみやクマであれば、少ない量でも十分な効果が得られる可能性があります。

目の下のシワやクマのチンダル現象

ヒアルロン酸は水分を保持する力が高く、皮膚に潤いや弾力を与えるため、目の下のシワやクマにヒアルロン酸を注入すると、目の下のクマを解消し、目元がふっくらとして若々しく見える効果が期待できます。

目の下は皮膚が薄いので、ヒアルロン酸の量が多すぎても少なすぎても、ふくらみが余計に目立ってしまう可能性があります。注入量や位置が不適切だと、施術箇所が青っぽく見えるチンダル現象(青く透ける現象)が起こる事があります。コラーゲンではチンダル現象は起きません。

おでこを丸くしたい。ヒアルロン酸はどのくらい必要?

ヒアルロン酸は、おでこにボリュームを与えて、額の形を整える効果がある人気の施術です。おでこを丸くするためには個人差がありますが、4ccから5cc程度のヒアルロン酸が必要です。

ヒアルロン酸注入は、ダウンタイムが少なく、手軽におでこを丸くすることができる方法ですがデメリットもあります。例えば、ヒアルロン酸の注入量が多すぎると、おでこがボコボコとした不自然な仕上がりになることがあります。デメリットやリスクをしっかり確認して施術を受けるようにしましょう。

横顔を整えるアゴのヒアルロン酸は何cc必要?

アゴのヒアルロン酸注入は、フェイスラインや横顔がシャープにし、立体的に輪郭を整える効果があります。アゴのヒアルロン酸は個人差がありますが0.5ccから2cc程度が目安とされています。

涙袋へのヒアルロン酸はどのくらい必要?

ぷっくりとした涙袋は、目を大きく見せたり、可愛らしい印象を与えたりする効果があります。アイメイクや涙袋テープでは元に戻ってしまいますが、ヒアルロン酸を注入すれば自然な仕上がりで目元を大きく見せることができます。膨らませない涙袋にはコラーゲンが適切です。

涙袋へのヒアルロン酸注入は、本人の希望や元の涙袋の大きさなどで個人差がありますが0.1~0.5㏄程度です。コラーゲンは1.0cc程度使用します。

唇へのヒアルロン酸は何cc必要?

唇にヒアルロン酸を注入すると、唇にボリュームを出したりアヒル口やM字リップなど、可愛らしさやセクシーさをアップするするのに効果的です。唇へのヒアルロン酸は個人差がありますが0.5ccから1cc程度が目安とされています。ただし、希望する唇の形や厚み、注入する位置によっても注入量は変わります。

ヒアルロン酸注入で失敗しないための注意点

ヒアルロン酸を注入した効果の持続期間は個人差がありますが、半年から1年程度になります。ヒアルロン酸は体内で分解される成分なので、時間とともに吸収されるため、効果を持続させるためには定期的な施術が必要です。
但し、持続期間を長くしようと適量以上の注入を希望すると、皮膚が膨らんで伸びる、不自然な仕上がりになる、患部にしこりができたりする危険性が高まります。

患部を触らない・マッサージを控える

ヒアルロン酸注入後に、マッサージや過剰に触るなどで施術部位に刺激を与えたり、激しい運動をしたりすると、ヒアルロン酸の形や位置が変わり、早く分解する原因になるため気を付けましょう。

ヒアルロン酸のリスク・副作用を理解する

ヒアルロン酸は完全にリスクが無いというわけではありません。注入部位の赤みや腫れ、内出血などの副作用や、感染症やアレルギー、動脈塞栓、感染、仕上がりのアンバランスなどのリスクがあります。

信頼できる医師にしっかりカウンセリングを受ける

ヒアルロン酸注入の前には、カウンセリングをしっかりと受けることが重要です。ヒアルロン酸の種類や注入する部位、希望する仕上がり、リスクや副作用について、医師としっかり相談して納得してから施術を受けましょう。

クリニックによっては、治療前に医師と十分に話す機会がなく、期待した仕上がりと違ってしまったというケースもあります。医師と直接相談できて、理想とするイメージが共有できる医師を選ぶことが大切です。

ヒアルロン酸1CCのよくある質問

ほうれい線にはヒアルロン酸を何cc入れますか?

ほうれい線に必要なヒアルロン酸の量は、個人差がありますが片側0.5~1.0cc程度が目安です。 両側合わせて1~2ccが推奨されています。ただし、ほうれい線の状態や深さなど、患者様の年齢や希望に応じて、必要な注入量は異なってきます。

おでこ 丸くするのにヒアルロン酸は 何cc必要ですか?

額を丸くするには個人差がありますが、4cc~5cc程度のヒアルロン酸が推奨です。ただし、額の状態や患者様の年齢や希望に応じて、必要な注入量は異なってきます。

アゴにヒアルロン酸を注射するとき何ccくらい入れますか?

ヒアルロン酸の注入量は、患者様のあごのサイズやご希望によって変わりますが、およそ0.5ccから2ccです。

ヒアルロン酸注入をやめたらどうなりますか?

ヒアルロン酸注入を中断すると、体内で注入されたヒアルロン酸が徐々に分解・吸収され、ボリュームが減少します。
ヒアルロン酸によってボリュームが出ていた部分の効果がなくなり、ほうれい線が目立つようになったり、老けたように感じたりします。あくまで元の状態に戻るだけですが、シワやほうれい線が解消されて顔を見慣れていると、鏡を見たときに物足りなさを感じるかもしれません。

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